1.1研究概覧
図1. DIOモデリング研究概覧。HFD:60% 高脂肪食餌;HFHSD:45% 高脂肪・高糖質食餌。実験段階:12-20週間
1.2 60% HFD DIOモデル検証データ
(1) 体重グラフ
図2. 対照群に比べ、C57BL/6Jマウスは60%高脂肪食餌を投与した場合の体重は有意に上昇した。データはMean±SEM、n=10で示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。**,P<0.01;***,P<0.001。
(2) 経口耐糖能測定
図3. 対照群とDIOマウス(HFDを12週間投与)の6時間絶食させた後に、2g/kgグルコース溶液を灌流した。グルコース灌流後0、15、30、60、90と120minの血糖を測定した。その結果、高脂肪食餌を12週間投与したDIOマウスの耐糖能は有意に低下した。データはMean±SEM、n=10で示されたものです。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。***,P<0.001。
(3) インスリンレベル測定
図4. 高脂肪食餌を12週間投与したDIOマウスのOGTT測定による0と15min時のインスリンレベル。その結果、高脂肪食餌を投与したDIOマウスのインスリンレベルは対照群より有意に上昇した。データはMean±SEM、n=10で示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。***,P<0.001。
1.3 60% HFD DIO薬力学的データ
(1) 薬物(Orlistat)介入により、DIOマウスの体重は有意に低下した
図5. Orlistat介入後に有意に低下したDIOマウスの体重。データはMean±SEM、n=10で示されたものである。
(2) 薬物(Orlistat)介入により、DIOマウスの体脂肪率は有意に低下した
図6. Orlistat介入の28日後に有意に低下したDIOマウスの体脂肪率。データはMean±SEM、n=10で示されたものである。one-way ANOVA with Tukey’s post hoc test法で統計学的分析を行った。***,P<0.001。
(3) 薬物(Orlistat)介入により、DIOマウスの血清レプチン及びインスリンレベルは有意に低下した
図7. Orlistat介入28日後に有意に低下したDIOマウスの血清Leptin及びInsulinレベル。データはMean±SEM、n=10で示されたものである。one-way ANOVA with Tukey’s post-hoc test法で統計学的分析を行った。***,P<0.001。
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