2012年に国際マウス表現型解析コンソーシアム(IMPC)に加盟し、2013年に国際標準化表現型分析プラットフォームを構築しました。標準化分析プロセスはマウス胎児期の9.5日目から始まり、成体である16週目までとし、心臓血管、五官、エネルギー代謝、骨格、神経行動、血液生化学、血球、組織形態などの20の主要項目の検出をカバーし、マウスの表現型スクリーニングに使われています。
国内で唯一のIMPCメンバーとして、250系統の分析を完了し、研究成果をDCCプラットフォームにアップロードしてデータをシェアしています。現在、表現型分析プラットフォームに基づいて、重症免疫不全マウスNCGや免疫チェックポイントヒト化マウスなどの独自で開発した新しいモデルと組み合わせて、腫瘍、代謝、全体的な表現型スクリーニング、薬理学および病理学を含む表現型分析サービスシステムを確立しています。