3.1 C57BL/6-Alms1-delモデル検証データ
(1) 体重グラフ
図1. C57BL/6-Alms1-delマウス及び対照マウスの体重グラフ。データはMean±SEMで示されたものである。
(2) 耐糖能実験
図2. 対照群とC57BL/6-Alms1-delマウスの10週齢時に耐糖能実験を実施した。0、15、30、60、90と120min時に血糖を測定した。その結果、C57BL/6-Alms1-delマウスの耐糖能は低下した。データはMean±SD、n=5で示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。****,p<0.0001。
(3) インスリンレベル測定
図3. 対照群に比べ、C57BL/6-Alms1-delマウスのインスリンレベルは有意に上昇した。データはMean±SD、n=5で示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。****,p<0.0001。
(4) 血脂レベル測定
図4. 加齢に伴い、C57BL/6-Alms1-delマウスの高血脂表現型は深刻になった。データはMean±SD、n=5で示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。**,p<0.05,**,p<0.01;***,p<0.001;****,p<0.0001。
(5) 肝酵素測定
図5. C57BL/6-Alms1-delマウスは16週目に肝障害が認められた。データはMean±SD、n=5で示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。**,p<0.01;****,p<0.0001。
(6) 脂肪肝表現型
図6. C57BL/6-Alms1-delマウスは21週目に、脂肪変性、炎症及び細胞空胞化などの深刻な脂肪肝表現型が認められた。
(7) 炎症、線維症関連マーカーの発現
図7. C57BL/6-Alms1-delマウスの炎症、線維症関連マーカーの発現レベルは有意に上昇した。データはMean±SD、n=5で示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。**,p<0.01;***,p<0.001;****,p<0.0001。
3.2 C57BL/6-Alms1-delモデルの薬力学的データ
(1) 薬物(Semaglutide)介入後のマウス体重、摂食量変化
図8. Semaglutide介入により、B6-Alms1変異マウスの体重及び摂食量は有意に低下した。データはMean±SDで示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。*,p<0.05;**,p<0.01;***,p<0.001。
(2) 薬物(Semaglutide)介入後のマウス食後血糖レベル
図8. Semaglutide介入により、B6-Alms1変異マウスの食後血糖レベルは有意に低下した。データはMean±SDで示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。**,p<0.01;***,p<0.001。
(3) 薬物(Semaglutide)介入後のマウス血中脂質レベル
図9. SemaglutideはB6-Alms1変異マウスの血中脂質異常を有意に改善できる。データはMean±SDで示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。***,p<0.001;****,p<0.0001。
(4) 薬物(Semaglutide)介入後のマウス肝酵素レベル
図10. SemaglutideはB6-Alms1変異マウスの肝酵素レベルを有意に改善できる。データはMean±SDで示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。***,p<0.001;****,p<0.0001。
(5) 薬物(Semaglutide)介入により、マウス肝機能は改善した
図11. SemaglutideはB6-Alms1変異マウスの肝脂肪変性、炎症及び細胞空胞化を有意に改善した。データはMean±SDで示されたものである。unpaired two-tailed Student's t-test法で統計学的分析を行った。*,p<0.05。
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