製品センター
MODEL PRODUCTS
炎症性腸疾患

炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease, IBD)は主に消化管に影響を与える慢性非特異的炎症性疾患であり、主にクローン病 (Crohn disease, CD)と潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis, UC)が含まれ、慢性および再発性の腸の炎症を特徴としています。


C57BL/6JおよびBALB/Cマウスにデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)試薬で誘発し、潰瘍性大腸炎モデルを構築しました


クローン病モデルおよび検証データ

集萃薬康は、BALB/cマウスに2,4,6-トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS)とエタノールの混合物を浣腸して誘発し、炎症性腸 炎モデルを構築しました。

NBS誘導4日後の疾患スコアについて、モデル群のは対照群よりも有意に高く、7日後の生存率は約70%です。


 


モデルグループのマウスの結腸粘膜では充血および浮腫であることが肉眼で観察され、局所的な潰瘍が観察されました。腸の組 織学的検査では、対照グループと比較して、モデルグループのマウスの腸壁が厚くなり、筋層に侵入し、血管が増殖して高レベ ルの炎症性細胞浸潤を伴っていることが認められました。


DSS誘発腸炎モデル

デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)試薬を通して、C57BL/6JおよびBALB/C等のマウスを誘発し、潰瘍性大腸炎モデルを構築しました。

 


DSS誘発後、マウスの体重は有意に減少しました。腸の組織学的検査では、モデルグループのマウスの限局性潰瘍は粘膜に限 定されており、限局性および経壁性の炎症および潰瘍が現れたことが認められました。