関節リウマチは慢性の破壊的な関節病変を特徴とする自己免疫疾患であり、その主な臨床症状は対称性関節腫れと痛みであり、病因と発症機序は完全に解明されていません。2型コラーゲン誘発関節炎モデル(Collagen induced arthritis,CIA)は、一般的に使われている自己免疫性関節炎研究用動物モデルであり、このモデルを利用して、関節炎に対する薬物の治療効果を確認することができます。
系統:DBA/1J,DBA-hIL17Aマウスその他遺伝子改変マウス系統
誘発方法:2型ウシコラーゲンの尾皮下注射
周期:12-15週間
測定項目:動物関節改変及び関節疾患の重症度によるスコアリング、炎症因子測定、組織病理学的測定(HE,シリウスレッド染色等)、リアルタイムのPCR定量等。